【レビュー 】「究極のマインドフルネス」がマインドフルネスを知りたい初心者にすごくお勧めだった~DaiGo著~

究極の マインドフルネス レビュー

最近やたらと「マインドフルネス」や「瞑想が大事」などと言う話は聞く機会が増えたのではないでしょうか。人は1日に6万回も思考を繰り返していると言われています。そんな忙しい脳を一瞬の間でも「マインドフルネス=思考をしない状態」にすることで、思考がクリアになったり、頭がすっきりしたりするんです。

私も瞑想は何度もチャレンジしていますが、すぐに他のことを考えてしまったりしてうまくいきません。そこでこの、メンタリストとして有名なDaiGo著の究極のマインドフルネスを読んだところ、すごく分かりやすかったので解説したいと思います。

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目次

マインドフルネスとは

マインドフルネス

不安や後悔など感情に左右されずに行動できるようになるのが「マインドフルネス」です。自分が行動しているときに、自分が何をしているかの気づきが起こり、客観的に自分を見られるようになります。

人はあらゆる不安や恐怖にいつのまにか人生の選択を左右されたり、生活に影響を及ぼしています。それは心が「今」に向いているのではなく、起こるかどうかすらわからない「漠然とした未来」を見ているからなんですね。もしくは後悔して「過去」を見ていたり。

マインドフルネスになるということは、「今ここ」に集中することなのです。いわゆる瞑想ですが、瞑想をすることで、心が「今ここ」に集中し、思考が止まるので、瞑想を少しするだけで、頭がクリアになったり、仕事のパフォーマンスが上がったりします。大手企業でも瞑想の時間を取り入れているところが多数あるくらい、効果に信ぴょう性があります。

とはいえ一言で「今に集中する」「気づく」などと言われても実際にやってみると難しいです。本書では、そんなマインドフルネス、瞑想初心者でも実践しやすいテクニックが分かりやすく紹介されています。実際に私もやってみましたが「これならできるかも!」という内容だったので、これから実生活に瞑想を取り入れたいけどよくわからない、という人はぜひ読んでみて欲しいです。

究極のマインドフルネスの教え:すべてはとらえ方次第

究極のマインドフルネスレビュー

例えば失敗したときに「最悪だ」と落ち込んで終わりますか?それは本当にもったいないです。なぜなら人間は失敗したときに学ぶからです。失敗を繰り返して学びを吸収していきます。

同じ失敗をした人でも、とらえ方で全く違いますよね。上記のように「人は失敗したときに学ぶ」と本気で思っている人は、失敗したときに「あ、これが学べたな、成長につながったな」と感じるでしょう。でも「失敗=できない自分」だと思っている場合は、自分のことを責めてしまいます。同じ失敗をしていても、その後の成長へのつながり方に雲泥の差が出てきますし、メンタル面の影響も全然違いますよね。

よく言うのがコップの水が半分なのを見て「まだ半分ある」なのか「もう半分しかない」なのか。どちらの方がより人生を楽しく生きていけるかは明白ですよね。

究極のマインドフルネスの教え:幸せな時に不幸を感じてしまう理由

人はうまく行っていても不安を感じるようにできているようです。これは思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか。不安があるからこそその予防のために身を守る策を考え、行動をしていけるため、不安も大切な思考システムです。そのため、「不安、不幸を感じるようにできている」という風に考える科学者もいます。

確かに身を守るためには不安も大切ですが、やはり今を幸せに感じたいですよね。今をないがしろにせず、大切にするためにはどうしたらいいのか、そのためのヒントが本書に多数記載されています。

究極のマインドフルネスの教え:嫉妬は大切な感情

本のレビュー

嫉妬というのは醜い感情だと思ってしまいますが、実は自分の本心に気づく大切な感情なんです。嫉妬の感情で、嫉妬の対象にネガティブな印象を持ち、否定するのではなく、「なぜ嫉妬したのか」を明確に理解する必要があります。

例えば、あなたはミスターチルドレンの姿を見て、嫉妬しますか?嫉妬すると答えた方は、もしかしたらミュージシャンを目指していたり、そこそこ売れている歌手だったり、芸能界の中には片足を突っ込んでいる人かもしれません。でも、そうでない人は、ただただ「すごいな」と思うだけで、嫉妬はしないですよね。

なぜなら、自分が歌手になりたい、有名になりたいと思っていないからです。でも、例えば親友が、超ハイスペックな男性と結婚して、素敵な新築マンションに引っ越したらどうでしょう。結婚願望のある人や、結婚してもお金で苦労したりしている人からしたら、嫉妬の感情が出てくるかもしれません。

嫉妬の感情が出てきたときに「なぜ」を突き詰めることで自分の本心を知ることができるんです。なので嫉妬の感情が出てきたときは、チャンスとばかりにしっかり整理しましょう。書き出すだけでも効果があると本書では言っています。

究極のマインドフルネスの教え:瞑想は難しくない

瞑想

私の中で瞑想は「成功したことがない」ので、難しいものだと決めつけていました。ついつい呼吸に集中なんて言っても、「明日の仕事何時からだっけ」とか「友達にライン返さなきゃ」とか、余分な思考がどんどん出てくるからです。

姿勢を正して、ゆっくり呼吸をする。そして注意をコントロールできれば瞑想ができます。何か別のことに思考が言った場合に、自分で呼吸への集中に戻すこと、これが大事なんだとか。私はそれるのがダメだと思っていましたが、むしろ戻すということを意識的にできるようになることで、注意のコントロール力がつくから間違っていないそうです。むしろそれまくっても元に戻せば戻すだけ効果があるそうです。

これは目から鱗でした。「あ、また思考がでちゃった」って反省しなくていいんだなと。むしろ出てきたときにちゃんと呼吸に意識を意図的に戻すことが大事なんだなと、納得することができました。

呼吸の具体的なカウント秒数や、瞑想が難しい人のための歩行瞑想に関しても語られているので、瞑想をこれから取り入れたい人は読むべき一書です。

究極のマインドフルネスは、仕事のパフォーマンスを上げたい、今を楽しめるようになりたい人が読むべき本です

メンタリストDaiGoと言えば、一時期テレビでも大活躍していましたが、いつのまにか見なくなりました。本人もそこは「大変だった」と少しだけ本書で語っていますが、この人はただの有名人ではありませんでした(失礼な)。

すごく解説が分かりやすくて、色々マインドフルネスや瞑想、引き寄せの法則について勉強してきましたが、本書で納得いくことがすごく多かったです。特に具体的瞑想の方法や、なぜ人は悲観的なのか、など。

なので、これからの人生をちょっとでもよくしていきたいと思っているのであれば、読んで損はしません。

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