30代女性にとって、婚活というのはかなりシビアなものだ。そしてその婚活の手法として一番とられるといっても過言ではないのがマッチングアプリ。
圧倒的に人気なのはPairs。とりあえずマッチングアプリを始めたいならここに登録すればいいと言っても過言ではない。
今回はマッチングアプリの話をしたいわけじゃない。結局自分の考えが現実を引き寄せてるよねっていう体験談ができてしまったから残しておこうと思う。
「マッチングアプリ(ペアーズpairs)は出会えない」?
Pairs(ペアーズ)は使ったり使わなかったりしながら、もう年単位では登録している。実際に会ったことある人も約10人くらいトータルで見ればいるのではないか。
で、付き合ったことがあるか?答えはNOだ。細かく言うと、いい感じになったことまではあるものの、結局どうしても受け入れられない面が出てきて、お付き合いまで至らなかったというのが本音。
ただ、周りを見ると、今彼氏がいる友達4人はペアーズで出会っているし、ペアーズかどうか聞いていないにしろ、マッチングアプリで結婚した人は自分の周りにたくさんいる。なので、このご時世の婚活人の救世主と言われるツールであることに間違いはないはず。
あとは使い方。どうしても既婚者やワンナイト目的の人も混じっているので、見極める力は絶対に養わないといけない。
でもそこさえしっかりしておけば、出会えるアプリであることに間違いはないというのは最初にお伝えしておこう。今アプリで結婚した友人、お付き合いした友達もみんな幸せそうだ。
マッチングアプリで出会ったクズ男
2月某日、私はマッチングアプリで同い年の男性と知り合った。個人事業主、人見知りはせず、アクティブで人生を謳歌してそうな人。見た目もプロフィールを見る限り悪くなかった。
「一度アプリの電話で話してみましょう」と言われ、実際に話した。その時の感想はというと「かみ合わない」だった。今思えばこの時点で引き返せばよかったのだ。なので、会う前に電話というのは結局のところお勧めしたい。
結局向こうから一度カフェでお茶でもしましょうということで、私は都会に出るついでの用事の日を指定し、夕方にお茶をした。
オシャレなカフェに連れて行ってくれたはいいものの、席についても相手は無言。仕方がないので私が色々質問をした。それに対しても答えるだけで、「How about you?」みたいな感じで返してくることもない。
私が質問を休憩すればそこにあるのは無言地獄。私の会話のペースが早い可能性も加味して、私は何度か意図的に話しやすいよう無言になってみた。でも相手が焦ったり話してこようとする感じはない。
こんなに体感時間が長い1時間半はいまだかつてなかったんじゃないかと思うくらい苦痛だった。
そしてようやく「出ましょうか」と彼。私は「よっしゃ帰れる」と意気揚々にカフェをあとにした。
その後「ちょっと散歩しましょうか」と言ってきた。歩くのは嫌いではないので、次に会うことはないにしろ、「まあいいか」と思い着いていった。
だんだんあたりの雰囲気が怪しげなものに変わっていく。明らかにラブホ街だ。
でもほぼ会話してないし、奥手そうだし「まさか」と思って平然を装った。その時だった。
計画していたかのようにとあるラブホの入口へ一人吸い込まれていく彼。ドン引きすると同時に怖くなった。幸い人通りはあったので無理やりにということはないだろうけど。
「行くわけないやんけ!」と叫んだ。腹が立つのと混乱とショックで私は処理が追い付かなかった。
「ダメですか」とガッカリし、引き返す私たち。さんざん気を使って話を振っていたがもう完全にアウトなので私は黙りこくった。
すると彼が「ごめんなさい」と。コミュニケーションが下手で、体が繋がればどうにかなるのではないかと本気で信じているという。
実際に連れ込み成功した女がいるのか聞くと、過去に1度だけ成功したそうだ。それが奇跡と言えると思うが。
真剣に探しているのか問うと、真剣にと欲求不満用にと、両方の目的だそうだ。完全に真剣に探していることを話した後だったのにこの屈辱は私の中では過去一番のものだった。
クズ男を引き寄せたのは私
私は引き寄せの法則を人一倍している。有名なインフルエンサーの講座も有料で受講したし、日々YouTubeやオーディブルでも情報収集にいそしんでいる。そして、それなりに今までも引き寄せは成功してきている。恋愛だけ今まだ落ち着いていないが、それ以外はそれなりの結果ももたらした。
なぜ?これだけ引き寄せの法則が分かっているのにこんなクズにまともに引っかかりそうになってしまったのだろうか。悔しくて、私は親友にその日のうちに電話をした。
その時に友人が一言「だってあんた、マッチングアプリでいい男に出会えるわけないって思ってるやん」。
その通りだ。もちろん、マッチングアプリでの成功体験談もたくさん聞いているものの、結局自分の体験の中ではいい男の人に出会えたことがそうそうないのだ。
というのと、やはり期待をしてガッカリするという行為は自分を傷つける。だからこそ防御反応として「いるわけない」と最初に期待のハードルを下げようとするのだ。
その結果、「イイ男なんてマッチングアプリでいるわけない」という現実を引き寄せてしまったのである。
期待はしなくていい、「どっちでもいい」をキープしよう
今回の私の失敗談で伝えたいのは、別に「マッチングアプリにもいい男の人がいる!ワクワクという状態をキープしようね」という話ではない。
引き寄せというのは、念が強い方が現実になる。表向きワクワクしたって、本心で「いやでも、そう簡単に出会わないよな」なんて思ってたらそっちが強くて引き寄せられる。
ではどうしたらいいのか?答えは簡単、「どっちでもいいや」と思えるような心の状態を保つということだ。
つまり「いい人に出会えても出会えなくてもどっちでも私はすでに幸せだし、どっちでもいいや」くらいの状態になるということ。ということは婚活をする時点ですでに、自分自身を精神的に満たしておく必要があるのだ。
そのうえで出会えたらいいな、と邪念なしに思えているといい。あとは、成功体験談をできる限り多く聞いておくこと。その方が現実味がわき「自分にも起こりうる」と思えるからだ。
引き寄せの練習場としても、マッチングアプリはおすすめ。そして圧倒的に利用者数が多いペアーズがいいと思う(特に30代以降は)。
引き寄せの法則を知っていても恋愛がうまくいかないのは、他の要因もあるので、こちらの記事も参考にしてみて欲しい。
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